24

マチルダ視点

目が焼けるように熱かった。体中もまるで火に包まれているみたいだった。

もうどうすればいいのか分からない。

待とうとはしていた。でも、さすがに長すぎた。

フレドリックが出て行ってから、もう四時間近く経っている。

正確に言えば、四時間というのは彼がポーラと過ごす最低時間だった。だけど今回は、もう限界だった。

電話をかけるべきだろうか?

そう決心する前に、突然車のドアが開いた。

――そして、二人が現れた。

フレドリックとポーラ。

一緒に。

ポーラは後部座席へ乗り込み、薄暗い車内では顔まではよく見えなかったけれど、その口元に浮かぶ意地の悪い笑みだけははっきりと見えた。

「ねえ、マチルダ――あらっ! すごく熱いじゃない!」

ポーラは私の腕に触れた瞬間、声を上げた。

「ベイビー、この子熱があるわ。かなり高熱みたい。」

フレドリックが私の額に手を当てた。

「ああ。具合が悪いって言ってたからな。まあいい。この後は家に帰る。」

ポーラはくすりと笑った。

「あら、マチルダならこういう熱には慣れてるんじゃない? ほら、貧しい人の体って私たちとは違うでしょう? エアコンも高級な寝具もない生活を
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