マチルダの視点
家に着くとすぐに、ローサおばあちゃんが私を強く抱きしめてくれた。まるで何十年も会っていなかったかのような、切実な抱擁だった。
もちろん、とても嬉しかった。ローサおばあちゃんは本当に私を特別な存在だと感じさせてくれる。でも、私たちがどこかへ出かけて帰ってくるたびに、毎回全く同じように大騒ぎする姿は、時々少しおかしくもある。
「やっと帰ってきたね! お前の帰りをどれほど首を長くして待っていたか! 夢のせいで気が気じゃなくてね、マチルダ! フレドリックから私の夢の話は聞いたかい?」
ローサおばあちゃんの目に涙が溜まり、私の顔を何度も優しく撫でながら、私とフレドリックの顔を交互に見つめた。
「はい、おばあちゃん。フレドリックさんがその話をしてくれました。だからそんなに心配なさる必要は……」
「ちょっと待って、何だって?」ローサおばあちゃんは突然私の言葉を遮り、困惑した様子で私を見た。「今、何て言ったんだい? フレドリックさん? どうしてフレドリックをそんな風に他人行儀に呼ぶんだい?」
自分が無意識のうちに彼を「フレドリックさん」と呼んでしまったことに、全く気づいていなかった。