フレドリックの視点
おそらく今夜は、マチルダと私の間で起きたことの中で最も記憶に残る夜になるだろう。私は母への想いも含め、これまで抑え込んできた感情をすべて吐き出した。私たちの結婚において、マチルダには何の落ち度もなかったのだと、ようやく気づくことができた。そしてもう一つ、今夜の彼女はとても魅力的だった。
祖母が彼女に贈ったドレスは、マチルダに完璧に似合っていた。私の目を曇らせていたすべてのネガティブな感情が、一瞬にして消え去った。ポーラの裏切りのせいで心が引き裂かれていたけれど、今夜マチルダと一緒にいると、すべてがうまくいくような気がした。
自分でも驚いている。これまでずっと冷遇してきた相手が、傷心の私にとって最も心を安らげてくれる存在になるなんて、思いもしなかった。彼女のお腹の中で育っている私たちの子供の将来についても、真剣に考え始めるようになった。ポーラとの別れの衝撃が、私の目を覚まさせてくれたのだ。ポーラと一緒に仕組んだことが、今ではひどく忌まわしく思える。特に、マチルダを排除しようとする彼女の計画に加担していたなんて。あぁ、私はなんて残酷だったのだろう。愛というのは、本当に