21

マチルダ視点

今の私の気持ちは、とても言葉では表せない。自分で選んだわけでもない白いウェディングドレスを身にまとい、ここに立っている。胸の中では、幸せと悲しみが複雑に絡み合い、この結婚式を前に嵐のように渦巻いていた。

鏡に映る自分を見るたびに、私は彼女――ポーラを思い出してしまう。このドレスを見るたびに、彼女に無理やりこれを選ばされ、本当に私が着たかったドレスを奪われたあの日が蘇るのだ。

そしてフレドリックが到着してからというもの、彼は一言も話さず、私を見ようともしなかった。無表情のまま、ずっとスマートフォンを見つめている。

招待客の中には、私に向かって嘲笑するような視線を送る人もいた。きっとフレドリックの従妹たちだろう。この偽りの結婚を笑いものにして楽しんでいるに違いない。

「マチルダ、もうすぐ結婚式が始まるぞ。今どんな気持ちだ?」

父が優しく私の頬に手を添えながら尋ねた。

その温もりが、かえって私の心をさらにかき乱す。

やがて音楽が流れ始めた。入場を告げる旋律だ。

父はすぐに私の腕を取った。

心臓が激しく鼓動する。

フレドリックはローザ夫人と共にバージンロードを歩いていた。

本当
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