第31章
レオンは再び目を覚まし、ナイトテーブルの時計を見た。針は10時3分を指していた。ため息が漏れる中、彼の手は隣で穏やかに眠る妻の腰を滑るように撫でた。
「夢じゃなかった……悪夢でもなかった。これは現実だ……」
彼は数秒間、ただイシスを観察していた。枕に広がる彼女の髪、穏やかな呼吸、穏やかな表情。
レオンは身を乗り出し、彼女の肩に唇を寄せてキスをした。なぜ彼女に対してこうしてしまうのか自分でもわからないが、触れずにはいられなかった。イシスが身じろぎし、ゆっくりと目を開けた。
「もう起きたの?」彼女は甘く、まだ眠気の残る声で尋ねた。
「うん……」彼は微笑んだ。「君が本当に俺の妻だということが、まだ信じがたいと思ってたところだよ」
彼女は小さく笑って、体を返して彼と正面から向き合った。
「慣れてくださいね、旦那様……」と彼女はからかいながら、彼の唇に視線を落とした。
レオンは数秒間、ただ彼女を見つめていた。
「おはようのキス、いただけますか?」彼女は少し恥ずかしそうに、しかし楽しげな輝きを目の中に浮かべて尋ねた。
彼の笑みがゆっくりと広がった。
「もちろん」そう答えると顔を近づけ、